【ハングル検定】ハン検5級合格に必要な勉強とおすすめ教材

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韓国語勉強法

韓国語の勉強を始めて、少しずつわかることが増えていくと、

ハングル検定試験(ハン検)に興味が湧いてくる方がいらっしゃるのではないかと思います。

そこで、きっとみなさんが韓国語を始めて一番最初に受ける試験、ハン検5級についてお伝えしたいと思います^^

こんな方におすすめ
  • ハン検ってなに?
  • ハン検5級のレベルは?
  • ハン検に興味がある
  • ハン検のために必要な勉強が知りたい

今回は、始めてハン検5級に挑戦した生徒さんに実際にどんな勉強をしたのか、どんな教材を使ったのかなどお話を聞きました。

そのお話をもとに記事を作成しました。

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ハングル検定とは?

韓国・朝鮮語検定では、日本で一番歴史が長く、唯一日本語母語話者のための検定試験。

「ハングル」能力検定試験の社会的地位

一般的に韓国語の試験はハングル検定とTOPIKのふたつが挙げられますが、

ハングル検定は「日本語話者のための検定試験」というところがTOPIKとの大きな違いです。

詳しく知りたい方は上のリンクから読んでみてください。

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ハン検5級のレベルは?

5級

60分授業を40回受講した程度。韓国・朝鮮語を習い始めた初歩の段階で、基礎的な韓国・朝鮮語をある程度理解し、それらを用いて表現できる。

  • ハングルの母音(字)と子音(字)を正確に区別できる。
  • 約480語の単語や限られた文型からなる文を理解することができる。
  • 決まり文句としてのあいさつやあいづち、簡単な質問ができ、またそのような質問に答えることができる。
  • 自分自身や家族の名前、特徴・好き嫌いなどの私的な話題、日課や予定、食べ物などの身近なことについて伝え合うことができる。

☆100点満点 【聞取40点(30分)筆記60点(60分)】で60点以上合格
※合格点(60点)に達していても聞きとり試験を受けていないと不合格になります。
※マークシート使用

ハングル検定5級の合格ライン

今回ハン検5級を受けた生徒さんについて

Kさん
Kさん

・韓国語勉強歴 約2年

・月に2回、約1時間のレッスン

(合計レッスン時間 約50時間)

・きっかけはBTS

・パートをしながらお子さん2人を育てるワーキングママさん

・せっかく韓国語の勉強を始めたから試験を受けてみたい!と受験をきめたそうです◎

受験前のレベル

2年前韓国語を始めた時は、全くの初心者でハングルから一緒に勉強し始めました。

月2回のレッスンでは、文法を勉強する時間と、習ったことを復習する時間に分けてレッスンを進めていました。

レッスンする中で、初級単語、初級文法を習っている状態ではありましたが、

・完璧に覚えられていない単語があった

→音で覚える方が得意な生徒さんです^^

・見たらわかるけど、聞いて書くことは苦手

・文法の活用が少し苦手

というような印象でした。

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ハン検5級のためにやった勉強

Kさんから、今年は試験を受けてみたいという話を聞いていたのでハン検の話をしたところ、申込を開始してからすぐに「申し込みしちゃいました!」とのご連絡が。

3月に申込んだので、ハン検当日まで約3カ月。

それまでに提案した勉強は、

  • 単語を覚える
  • 過去問を解く

の2つです。

シンプルですが、ハン検はとにかく単語が大事

なので、単語帳を紹介して、合いそうなものを選んでもらいました。

(詳しくは下の使った教材をお読みください^^)

そして、始めてのハン検なので、問題の形式や傾向に慣れてもらうために過去問を解いてもらいました。

今回は、ハン検のサイトに載っていた過去問を印刷し使用しました。

試験問題サンプル(ハングル能力検定協会HPより)

使った教材

今回使った単語帳はこちら↓

他に紹介した単語帳はこちら↓

私自身がおすすめしている単語帳に関する記事です。

2022年版と書いていますが、今現在でも私がおすすめするのはこの3種類です。

単語帳をお探しの方はぜひ一度読んでみてください^^

今回は使用しませんでしたが、

トウミ初級編はハン検のために作られた単語帳なので、ハン検に出る単語に集中したい方はこちらもおすすめです。↓

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勉強方法

単語帳

日頃から手の届くところに単語帳を置いて、時間がある時に開くようにしていたそうです。

覚える範囲などは特に設定していませんでしたが、使った単語帳は頻度別なので、最初から順番に覚えていったそうです。

レッスン時は、覚えた単語を日本語→韓国語、韓国語→日本語で答える練習を中心に行いました。

過去問

過去問はハン検サイトから印刷したものを2回分お渡ししました。

読解問題は時間を計りながら解いてもらい、私が答え合わせと添削をしました。

リスニングは音声を見つけられなかったので

絵を見て韓国語を書く、選択肢を訳す、もしくは韓国語にするなどでして、

問題について知る時間を作ってもらいました。

その他の勉強

Kさんは私が提案した勉強以外にも自主的に取り組んでくださったことがあります。

それは韓国語を聞くことです。

時間を見つけて、Youtubeで出てくる初級単語や例文、

そしてSpotifyで韓国語の文法に関するpodcastを聞いていたそうです。

まだ習っていない初級文法が知れたり、覚えた単語を確認できたとおっしゃっていました^^

受験した感想

難しかった?

  • 簡単ではなかった
  • 正しいスペル、活用を選ぶ問題が難しかった
  • 単語を覚えることの大事さを痛感した

初めての韓国語試験だったのもあり、やはり簡単ではなかったようです。

特に難しかったのは、正しく活用された問題を選ぶ問題。

この問題は曖昧な覚え方では解くのが難しい問題ですよね…

パッチムがある時、ない時、ㄹパッチムの時の制限などをポイントに勉強すると対策できると思います!

単語は頑張って覚えてくださっていたのもあり、半分以上はわかる単語、覚えた単語がだったそう。

受験の時はわからかったけど、家に帰って答え合わせをしている時に「知っていた単語だった…」という単語もあったそうです。

単語ひとつとっても、スペル、発音、聞き取れる、言えるを大事に勉強していくと、より確実に点数に繋がっていくと思います。

反省点は?

  • ハムニダ体(합니다体)をもっとちゃんと勉強して覚えておくべきだった
  • もう少し落ち着いて解ければ、解けた問題があった

授業で使う文章はへヨ体(해요体)を主に使用していました。

ですが、ハン検ではハムニダ体(합니다体)で出題されることがほとんどです。

対策としてハムニダ体をきちんと復習し直しておけばよかったとおっしゃっていました。

(教える立場の私自身もこれは反省点です。。。)

そして、もう一つは緊張感。これは反省点とは少し違うかもしれませんが、

会場で試験を受けること自体がとても久しぶりで、かなり緊張したそう。

早めに会場について周りを見ると一緒に受験する方たちが、入室前にもノートを見て勉強している姿に更に緊張感が増したそうです。

落ち着かないとは思いますが、「これだけは見直す!」というような単語や文法を書いたノートを準備しておくと安心できるかもしれません。

席着いたら、後は勉強したことを最大限試験にぶつける気持ちで!!

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受験勉強後の変化

  • 知っている単語が増えた
  • 聞き取れることが増えた

Kさんは元々「聞く」ことが得意な方でした。

単語も文字より音に強く、書くことが苦手でしたが、

知っている単語が増えたことで、よりリスニング力に磨きがかかりました!!^^

これからは「書く」ことにもフォーカスをあててレッスンしたいと思っています。

ハン検5級を受ける方へのアドバイス

聞き取り 33点/筆記 46点 総合点 80点 で合格していました!!

Kさん
Kさん

単語を覚えることが大事だと実感しました。

数字、日にち、曜日、動物の名前などはよく出題されるようなのでしっかり覚えておいた方がいいと思います。

そして過去問を解くことも試験の練習になって良かったです。

問題を解きながら、注意しておくポイントなども自分なりに見つけることができました。

久しぶりの試験で緊張しましたが、無事に合格できて嬉しいです^^

単語を覚え直してまたハン検に挑戦したいです!

まとめ:初級単語をきちんと覚えていく

今回はハン検5級に挑戦した生徒さんKさんのお話をもとにこの記事を書きました。

何度も言いますが、ハン検は単語を覚えることが大事です。

ハン検用に出版されているトウミ初級編の単語はもちろん、初級単語をしっかり勉強して覚えておく必要があります。

初級単語をきちんと覚えていく

とまとめに書きましたが、きちんと覚えていくと言うのは、文字、発音、意味をしっかり一致させながら覚えていくということ。

聞ける、言える、書ける、読める

この4つを意識して覚えていけるとなおいいですね◎

まだ韓国語の勉強を始めたばかりで、文字にも慣れていないかもしれませんが、ここでしっかり覚えておくことでこれからの韓国語学習にも役に立つと思います。

そしてぜひハン検5級にも挑戦してみてくださいね!

最後まで読んでいただきありがとうございました^^

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