韓国語の勉強を始めると欲しくなる単語帳。
ほとんどの方が、どの単語帳を買うべきか悩むと思います。
そこで今回は
私が生徒さんにおすすめしている単語帳を3種類紹介します。
すでにご存知の単語帳もあるかもしれませんが、
改めて比較してみたいと思います。
比較ポイントについて

こんな部分を比較してみます↓
入門編と初級編、どちらを買うべき?(私の意見)
韓国語の勉強を始めた方が1冊目の単語帳を選ぶときに、
入門編を買うべきか、初級編を買うべきか、悩む方が多いようです。
これはあくまで私の個人的な意見で、最終的な判断はみなさんに任せるのですが、
私だったら初級編を買います。
なぜなら、入門編の単語は初級編と被っている単語があるからです。
そして、入門編で出てくる単語は、文法などを参考書で勉強する際に、教科書に出てくる単語が多いからです。
1度全部覚えてしまうと、くりかえし使う回数も減るので、単語帳の級の中では使用期間が短いのではないかと思います。
私が今から新しい言語の勉強を始めるとしたら、きっと初級編の単語帳を買うと思います^^
hanaの韓国語単語
出版社 HANA
著者 ミリネ韓国語教室
種類 超入門/入門・初級(ハン検5・4級)/初中級(3級)/中級(準2級)

hanaの韓国語単語〈入門・初級編〉ハン検4・5級レベル CD-ROM付き
比較ポイント
この単語帳の特徴



5級は5週間、4級は6週間構成
単語、意味、例文があり、
週の終わりには、
韓国語→日本語
日本語→韓国語
例文(日本語)→韓国語
の復習ページがあります。
その後ろには、
その週の例文に登場した文法の記載があり、
かなり読者に優しい構成だと思います。
初級のころは特に、知っていることが少なく、
「例文に出てくる文法がわからない」
ということが必ずあるので、
どんな文法が使われているかを知れるのがこの単語帳の特徴だと思います。
キクタン韓国語
出版社 アルク
著者 ー
種類 入門/初級/初中級/中級/中上級/上級

改訂版キクタン韓国語初級編
比較ポイント
この単語帳の特徴


3つの単語帳のうち、
唯一カナダラ順になっているのがキクタン。
同じ頭文字の単語が続くので、
人によっては
単語単体ではなく順番で単語を覚えてしまう
なんてことが起こる方もいるかもしれません。
そして、キクタンの特徴と言えば、
「リズムで覚える」ところ。
「ただ単語や例文が流れるより、音に乗っている方が頭に入りやすい」という方が必ずいるはずです。
そんな方にはキクタンが良いかもしれません。
そしてそして、
キクタンは、ALCOという、
アルクが出しているアプリで音声をダウンロードできるのも特徴です!
CDを聞く機会が減った今、
ケータイで気軽にどこででも音声を聞けるのはすごく便利だと思います!

私もこのアプリは移動中や暇な時間にとてもお世話になってます!!
韓国語能力試験初級単語
出版社 語研
著者 河仁南/南嘉英
種類 TOPIK 初級/中級/上級

韓国語能力試験 TOPIK 1・2級 初級単語800 ([テキスト])
比較ポイント
この単語帳の特徴


hanaの韓国語単語、キクタン韓国語が
ハン検に出てくる単語を基に作成されているのに対し、
韓国語能力試験(TOPIK)を基に作成されています。
頻出度順になっており、
50単語ごとに日本語→韓国語の復習ページがついています。
復習ページの次のページ(おまけページ)には、数字、色、疑問詞などテーマ別の単語紹介などもあり、
収録されている800語以上にいろんな単語も勉強することができます。
おまけページはその都度勉強するのもあり、
800語を覚えた後にまとめて勉強するのもあり!
1冊でいろんな単語が勉強できる単語帳です^^

単語帳選びで大切なこと

確認テストの重要性
復習するページとも言えますが
このページは結構大事だと考えています。
自分で復習ノートを作るのももちろんいいですが、
単語帳と一つになってくれていれば、復習するために単語を書く時間が短縮できるし、
より復習できる回数が増えるということですよね。
私も単語は書く派ですが、
書く、読む、言う、いろんな方法で復習するとより定着率が上がるので
復習ページはあってほしい派です^^
あって損はないです!!
ふりがながない単語帳
初級のころはふりがながついた単語もありますが
できるだけ 見ない、隠す、消す
をしてほしいです。
「読み仮名に頼ってしまう」
ことを防ぐためです。
見ないようにしていても、見えると見てしまうものなのです…
ハングルにできるだけ早く慣れて
韓国語をハングルで読めるようになりましょう!!
見た目
これは私にとっては結構大事なことです。
自分が長く見れるか
文字の大きさやフォント、配置、色
いくら良い単語帳でも、
見た目が気に入らないと続かないと思います。
パッと見た時の印象で本を閉じることは私自身よくあります。
本によって特徴はさまざまで
どれもメリット、デメリットがありますが、
最終的には使う本人が手に取って、見て
決めて欲しいと思っています。
中級、上級について
中級、上級の単語帳についても
とってもさらっと、簡単に記載しておきます!
hanaの単語帳

hanaの韓国語単語〈初中級編〉ハン検3級レベル CD-ROM付き
キクタン韓国語

改訂版キクタン韓国語初中級編

[音声DL付]キクタン韓国語【上級編】 キクタン韓国語シリーズ
↑こちらのリンクはKindle版です。
韓国語能力試験単語帳

韓国語能力試験 TOPIK 3・4級 中級単語1800 ([テキスト])

韓国語能力試験 TOPIK 5・6級 高級単語800 ([テキスト])
最後に

3つの単語帳の比較ポイントをまとめると↓
hanaの韓国語単語 | キクタン韓国語 | 韓国語能力試験初級単語 | |
ふりがな | × | × | × |
カナダラ順 | × | 〇 | × |
CD | 〇 | 〇 | × |
復習ページ | 〇 | × | 〇 |
どんな単語帳が合うかは、
人によってさまざまで、
絶対これがいい!というものはありません。
どの単語帳も誰かにとってのメリット、デメリットを持っています。
自分に合い、長く付き合っていけそうな単語帳に出会えることを願っています^^
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