私がハン検2級に合格したのは2019年の12月。
ずっとTOPIKを受けていたので、私がハン検に初めて挑戦したのは、
TOPIK6級を取得した後でした。
初めてのハン検で、準2級、2級を受け、
準2級のみ合格。
二度目の挑戦で2級に合格しました!
今回は、合格のためにやった勉強方法と私が使った教材を紹介します。
ハン検2級のレベルは?
より引用しました。↓
幅広い場面で使われる韓国・朝鮮語を理解し、それらを用いて表現できる。
- 相手に対して失礼のないように表現を選び、適切にコミュニケーションを図ることができる。また、用件的に複雑な依頼や謝罪、批判などに関しても、適切に表現を選択し目的を果たすことができる。
- 単語や言い回し、イントネーションなどの選択に現れる話し手の感情(ニュアンス)もほぼ理解することができる。
- 公式な場面と非公式な場面の区別に即して適切な表現の選択が可能である。
- 幅広い話題について書かれた新聞や雑誌の記事・解説、平易な評論などを読んで内容を理解することができる。また、取り扱い説明書や契約書、請求書や見積書、広告やパンフレットなど実用的な文を読んで、その意味を具体的に把握することができる。
- 連語、慣用句、慣用表現はもちろん、ことわざや頻度の高い四字熟語についても理解し、使用できる。
- 南北の言葉の違いなども多少理解することができる。
☆100点満点【聞取40点/必須得点16点(30分)筆記60点/必須得点30点(80分)】で70点以上合格
※マークシート使用。設問は韓国・朝鮮語。
TOPIK6級より少し上のレベルとよく言われていますが、
語彙や慣用句のレベルから見て、実際に受験して、すごく納得できます。
私自身、合格まで結構苦戦しました。
TOPIK6級の私が、ハン検2級を難しいと感じた理由
TOPIKは、日常生活でもよく使う表現や内容が多いので、韓国語に触れている人であれば、比較的上級も目指しやすい印象ですが、
ハン検は、日常生活で使う表現に加えて、更に一歩踏み込んだ、硬い表現や、難しい語彙をたくさん知っていないと解けない問題が多い印象です。
私自身もハン検の勉強は、覚えることがとにかく多くて、対策にたくさんの時間がかかりました。
とにかく、ハン検の一番の肝は語彙!
語彙(慣用句、ことわざ、四字熟語も만만치않음…)をたくさん覚えれば、解答できる問題がどんどん増えていきます。
ハン検2級の勉強方法
私が考える検定に必要な勉強は…
過去問を解いて問題形式を理解、慣れる
過去問を使っての勉強はマストですよね!!
過去問を解くことで、自分が対策すべき問題や、時間配分、新たな単語や表現も知ることができます。
語彙の強化
過去問に出てきた単語でわからなかった単語や慣用句はできるだけ覚えた方がいいと思います。
過去問以外にもトウミなど、ハン検対策の単語帳でこつこつ勉強を続けることが大事です。
慣用句、ことわざ、四字熟語は必ず出題されるので
早め早めに始めておくと、対策がしっかりできると思います^^
韓国語にたくさん触れる
韓国語を学習している方々なら、ここはクリア出来ている方が多いと思いますが、やはり大事なので書きました。
ドラマ、音楽、漫画、本、ラジオ
韓国語に触れられるコンテンツはたくさんあります^^
勉強!と気負わずにできるので、気軽に触れていってほしいです。
ハン検までに私がしたこと
私がした勉強はこちら↓
私が対策した4カ月間をインスタと共に振り返ってみます。
ハン検2級合格をめざして で語彙強化
約4か月前から本格的に勉強を開始しました。
主に、
CD付 ハングル能力検定試験2級合格をめざして (ハングル能力検定試験 合格をめざして)という本で勉強し始めました。
よく、インスタなどでも見ますが、とにかくお堅い本で、
なかなか勉強する気になれない本ではあります涙
かといって使わずに勉強して合格するのはハードだと思ったので、
ノートに自分が覚えたい部分を写して、単語を覚えるという作業をひたすら続けていました。
単語帳を使い始める
始めはノートで覚えていましたが、途中から、単語帳を使い始めています。↓
ノートだと単語を順番に覚えてしまっていたので、それをやめるためです。
1日6個くらいづつ、ハードルを下げて覚え始めました。
文法(文末表現)は、
例文+自分なりに調べたニュアンスなどを書き足しながら、覚えていきました。
トウミ上級編の開始
途中からは、トウミ上級編も始めましたが、
今まで出てきた慣用句、四字熟語のチェック、
その他の慣用句と四字熟語の暗記が主でした。
トウミ上級編は、単語の量が多すぎて、なかなか覚える気になれず、
わかる単語をチェックしたり、覚えるというより眺めていました。
単語の復習とヨボセヨハン検
受験日の2週間前くらいからは、
今まで覚えた単語の復習と
みなさんお馴染みのヨボセヨハン検を解いてことわざなども覚えているか確認しました。
このような流れで勉強し、
2級に無事合格することができました。
試験では覚えたものがたくさん出てきました^^
前回の試験では語彙不足を感じたので、とにかく語彙強化に力を入れた4ヵ月間でした。
リスニングの勉強しないの?
正直な話をすると、リスニングの勉強はしませんでした。
前回受けた時に、リスニングの速度がTOPIK上級の問題とあまり変わらないと感じたからです。
ですが、
聞き取れるのに語彙がわからないせいで問題が解けない
ことがあったので、
やはり、リスニングに時間を取るより、語彙強化に力を入れるべきだと思いました。
すでにTOPIK6級を取得済みの方は、
初めてであれば、感覚を掴むために、過去問を使って一度解いてみた方がいいかもしれませんが、
語彙を増やすことにたくさん時間を使うことをおすすめします^^
ハン検2級の勉強におすすめの教材
ハングル能力検定2級合格をめざして
この本のおかげで合格したといってもいいくらいの本です。
少し勉強しにくいと感じるかもしれませんが、自分なりにまとめて勉強していくと、頭に残りやすく、ハン検の勉強を助けてくれる教材です!!
トウミ上級編
受験時は使いこなせませんでしたが、
「ハングル能力検定2級合格をめざして」(上の教材)以上にたくさんの語彙や慣用句が載っているので、こちらもぜひ使ってほしいです!!
現在ハン検1級の勉強中なので、出てきた単語はトウミで調べてチェックしています。
まだまだ長く付き合うことになりそうです。
最近改訂版が発売されたので、改訂版のリンクを貼っておきます^^
ハン検2級過去問
私自身は2回目の受験で問題形式がわかっていたので使いませんでしたが、
初めて受験する方は、問題形式や、どんな単語が出てくるのか確認するためにも、過去問は一度解いておいた方がいいと思います。
上級への道
この本もなかなかハードですが、知らない単語や表現がたくさん出てくるので、上級を目指す方はぜひ手にとってほしいです。
ハン検のための教材ではありませんが、ハン検の勉強の助けになってくれますよ◎
今回紹介した4冊の本は、
ハン検を受験したことある方たちには王道の教材だと思います!
これからハン検2級受験予定の方は、ぜひ使ってみてほしい教材です^^
まとめ:語彙強化が鍵
今回は、ハン検2級の勉強方法とおすすめ教材について紹介しました。
ハン検2級の壁は、結構厚く、思った以上に苦労するかもしれません。
(私がそうでした涙)
ですが、諦めずに続けていくことで、必ず合格へ近づいていきます。
何度も言いますが、なんといっても!
ハン検2級突破の鍵は語彙にあります!
早いうちから少しずつ単語や慣用句を覚えて2級に備えてくださいね^^
みなさんのハン検勉強、応援しています。
私も1級合格をめざして少しずつ勉強頑張ります!
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました^^