今回紹介する本はこちら↓
韓国語をこれから始める方のための教材です。
インスタでは、復習のために購入されている方もいたようです。
私自身もこの本を見たことはありましたが、改めてじっくり見てみると、
初心者の方におすすめできる内容だったので今回レビューさせていただくことにしました。
この本の一番の特徴は、ドリル形式というところ。
1枚ずつちぎっていく達成感を味わえる、ありそうでなかった教材です^^
本の内容と構成
入門ドリルとある通り、文字の種類から、フレーズ、文法とドリル1枚を通してひとつひとつの課を勉強していく構成になっています。
この本のおすすめポイント
1枚で文法と問題まで完結
本書では、1枚につき1課を進めていく形式で、表ページは文法説明と語彙やフレーズ紹介など、裏ページが問題になっています。
表ページの文法説明は短いながらも簡潔でわかりやすいです。
文字数もとても多いわけではなく、疲れず読むことができます。
裏ページの問題は、選択問題や、穴埋め問題、日韓翻訳問題などいろんな形式で解きながら理解を深めていくことができます◎
1人でも勉強できる(解説が充実)
私が特にいいなと思ったのは、問題の解説が細かく書かれていることです。
答えしか載ってない教材もたくさんある中で、この本は、自分で調べなくても、きちんと納得できるところがいいなと感じました。
初級には珍しく似た文法が一緒に載っている
このドリルは、進んでいくと似たような文法はひとつの課にまとめられています。
そして1課にいくつかの文法がまとめられている課も出てきます。
レベルで分けられた教材はある程度どの級でどの文法を習うか決まっているので、似た文法が入門や初級から一緒に載っている教材は少ないです。
似たような文法をやると混同しやすい方もいらっしゃるので、その部分は自分の勉強スタイルに合わせて選んでみてください。
※初中級レベルのやり直しをする方は、勉強しやすいかもしれません^^◎
文化も学べる豆知識ページでほどよく息抜きできる
問題解説ページにいくと、韓国についての短いコラムのようなものが掲載してありました。
主に文化についてで、グルメや美容など韓国に関心のある方々が楽しく読める内容になっています。
1課を終わった後の息抜きにちょうどいいなと思いました。
関連単語なども載っているので、単語の勉強も一緒にできます。
勉強方法
ドリルを解く→答え合わせ→解説
まずは1課ずつしっかりよんで理解することが大切です。
理解できたら問題を解く、答え合わせ、解説に進みます。
ドリル1課自体の量は多くないですが、初心者に方にとってはそれが頑張れる理由にもなると思うので、めげずに取り組んでみてほしいです。
音読用例文一覧で音読練習
ドリルの後半部分にある音読用例文一覧がこの本の中でなかなか魅力的なページとなっています。
例文によみがながなく、習った文法が入った例文がたくさん載っていて、復習としてはとてもいい教材となっています。
初級でまだ文字に弱い方は読む練習、
本が一通り終わって、ある程度理解できている場合は、読んで訳してみる、
韓国語に訳してみる、読んで発音の練習をするなど
例文集でできることはたくさんあります^^
ぜひ最大限活用してほしいです。
音声ツールもあります
この本には学研の音声ダウンロードアプリを使って音声を聞くことができます。
この音声もしっかり聞いて、まねしながら何度も読んで覚えていくと、より理解度が深まり、上達の手助けをしてくれると思います。
まとめ:入門以上のことが学べる!
初級の本は今までたくさん発売されていて、これからはじめる人方々にとって
テキスト選びもなかなか大変になってきました。
今回、この本に目を通してみて、一人でも飽きずに勉強できる教材ではないかなと感じました。
タイトルにも書いたように、とにかくコスパが良いと思います。
入門と書いているけど、初中級くらいの文法まで勉強できる内容です。
ですので、ある程度勉強された方の再スタート教材、復習教材としても役に立つ教材ではないかと感じました!!
テキストはそれぞれ勉強しているひとりひとりに合う教材があるので、
誰でも必ず最後まで終わらせることができて、1冊終えれば韓国語ができるようになるというものではありません。
みなさんが楽しく続けられる1冊に出会えることを願っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました^^